2006年07月02日

駅めぐりの魅力

私の鉄道の楽しみ方のひとつに駅めぐりがある.

交通網が発達している都会の駅にも田舎の駅にも,それぞれのドラマが感じられるのが,駅めぐりの魅力かもしれない.

まわりに人家がほとんどないようなところなのに,立派なホームを持っている.だけど普通列車しか走っていなくてその列車も1両かせいぜい2両編成.
そんな駅というのはかつては峠越えのために蒸気機関車が停車した駅だったりする.
塩狩駅(宗谷本線)
塩狩駅(宗谷本線)

駅前や駅裏に年季の入ったレンガ造りの農協の倉庫があれば,かつてはこの駅から米や農作物が輸送されていたことがしのばれる.そんな駅には今は使用されずに草が生い茂って眠っているホームの跡があったりする.古い駅舎のままだったりすると,切符の窓口のほかにチッキと呼ばれていた鉄道小荷物(昔はドアtoドアの宅配便はなかった)の引き受け・引渡しの窓口が残っていたりもする….
下徳富駅(学園都市線[札沼線])
下徳富(しもとっぷ)駅(学園都市線[札沼線])

仮乗降所として簡素で短いホームをつけただけの駅は,かつては正式な駅とはみなされなかったために全国版の時刻表には掲載されていなかったし,隣駅の表示板からも無視されるような存在.JR移行の際にすべて正式な駅に昇格したものの,最近は利用客が誰も居なくなって廃止されるケースも少なくなかったりする.
朱文別駅(留萌本線)
朱文別駅(留萌本線)

かつては別の路線が乗り入れる駅だったものの,廃線になったことで構内ががらんとしている駅もある.そんな駅をみながら当時の様子を思い描くのも楽しい.

鉄道ファンのなかには駅めぐりは列車を使わなければ邪道というひとも多いけれど,私はそうは思わない.
それぞれの駅が地域でどのような存在なのかを知るには1日に数本しかない列車で訪れるだけでは不便だし,なにより駅中心にしかその地域を知ることができない.まずは列車でよさそうな駅に目星をつけておき,そのあと車で周辺地域も含めて味わいに行くのがいいように思う.

そして,特にマニアというのは「全駅制覇」の類にこだわってしまいがちだけれど,私の場合はそういう目標を立ててしまうと息苦しくなってしまうので気ままにやることにしている.鉄道はかつての使命を終えてどんどん衰退していく運命だろうけど,今後もそれをあたたかいまなざしで見届けていければと思っている.
posted by Kammy+ at 00:49| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味談義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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