2006年07月02日

思いがけないこと 立て続け

今日はホントは休日出勤してお仕事減らそうかとも思ったんだけど…
北海道らしいさわやかな晴天,最高気温28℃という絶好の行楽日和という誘惑に負けてまたもや旅に出てしまいました.しかも前日からそうなることを予感していつもより早起きしたりして….

今日の鉄道旅は思いがけないことが立て続けに起こったのでまだ興奮ぎみ.

富良野から乗っていた落合行き普通列車2431Dが下金山-金山間で警笛を鳴らしながら急に減速.
前回この路線を乗りにきたときにも同じようなことがあって,そのときは鹿が線路上に入り込んでたため急停車し,鹿がよけるまで警笛鳴らし続けてたんだけど,今回は警笛鳴らしてから非常ブレーキもかけたみたい.車両の後部に座ってたんで見えなかったけれど,減速してる過程でかすかになにかにぶつかったような感触を感じる.列車が猛烈な勢いで止まる.急なブレーキでかすかに焦げ臭さも感じる.乗客も不安なムード.まもなくして運転士が,鹿に衝突したと車内放送し,事故処理のため出て行った(このあたりのローカル線普通列車は当然ワンマン運転).
列車の後部から見ると,線路内に横たわる鹿の姿が….運転士は鹿を線路外へ移動させ,車体に異常ないかを確認.手際は非常によく,10分後には運転再開.これはただただびっくり.でもこのときこれが今日の立て続けに起こるイレギュラー事象の幕開けになるとは思いもしなかったわけで….

で,私は予定通りその次の金山駅で下車し,その佇まいに静かに感動していたのだけれど,予定では1時間26分(実際は10分遅れたので1時間16分)後の列車を待つことになっていた.この時間を利用して隣の駅まで移動できないかと道内版時刻表のバスページを調べたり道路地図で徒歩を考えたりするも,このあたりは駅間が地味に長いためにこの時間じゃ隣駅までたどり着くこともできないはずだった.
しかし,駅前にぽつんと置かれたバス停は私の想定外のものだった.
「南富良野町営バス」
私の携帯する道内版時刻表には「占冠村営バス」の路線は記されていた.しかしこの南富良野の町内のみを走る町営バスの存在については時刻表には記されていなかったのだ.
しかもそのたった5往復しかしていないバスが,ちょうどいい時間にやってくるではないか.これで今回はあきらめた下金山駅も訪れることができる….
バスがやってきた.マイクロバスだが新しい.客は誰も乗っていない.かなりお年を召されたと思われる運転手が窓を開けて「どこへいくの?」と聞いてくる.「しもかなやままで行きたいんですが,行きますかー?」と答えるとドアをあけてくれた.きっとこんな客は想定外なんだろう.「料金は先払い? 下金山までいくらでしょう?」なにせ料金案内板はついていない.運転手いわく「100円」.「100円?わかりましたっ.」と100円を投入し一番前の座席に座る.自動放送はなく,ラジオがかかっていた.15分で到着.町営バスに乗る非地元民は怪しげな目で見られるのは明らかなので精一杯さわやかにお礼をしてバスを降りる.これで予定よりひとつ多く駅をまわることができた.

そうして富良野まで戻ってきたら,見覚えのある赤縁メガネの女性が….ああ,中学時代からの友人で現在は指輪製作やイラストレーターとして活躍中のチュウゲンではないか.(彼女のHP…チュウゲン製作所
なんと偶然にも週末に富良野で行われたクリエイターのイベントに参加し,その帰りだとか.お互い乗る列車が違ったので見送るだけだったけど,鉄道旅行中に知り合いにあうのは珍しいことなのでびっくり.

その後,家に戻ってきたらかつての研究室の後輩がOB会を開催しているなか私に電話してきてくれて.テンションあがりました.電話してきてくれてありがとう.

なんか普段血行のよくないところにまで血がめぐったみたいな感じでとてもいい気分です.今週は体力的にも精神的にもハードな週になる見込みなので,これを糧にがんばります.
posted by Kammy+ at 23:08| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | Kammy+の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

駅めぐりの魅力

私の鉄道の楽しみ方のひとつに駅めぐりがある.

交通網が発達している都会の駅にも田舎の駅にも,それぞれのドラマが感じられるのが,駅めぐりの魅力かもしれない.

まわりに人家がほとんどないようなところなのに,立派なホームを持っている.だけど普通列車しか走っていなくてその列車も1両かせいぜい2両編成.
そんな駅というのはかつては峠越えのために蒸気機関車が停車した駅だったりする.
塩狩駅(宗谷本線)
塩狩駅(宗谷本線)

駅前や駅裏に年季の入ったレンガ造りの農協の倉庫があれば,かつてはこの駅から米や農作物が輸送されていたことがしのばれる.そんな駅には今は使用されずに草が生い茂って眠っているホームの跡があったりする.古い駅舎のままだったりすると,切符の窓口のほかにチッキと呼ばれていた鉄道小荷物(昔はドアtoドアの宅配便はなかった)の引き受け・引渡しの窓口が残っていたりもする….
下徳富駅(学園都市線[札沼線])
下徳富(しもとっぷ)駅(学園都市線[札沼線])

仮乗降所として簡素で短いホームをつけただけの駅は,かつては正式な駅とはみなされなかったために全国版の時刻表には掲載されていなかったし,隣駅の表示板からも無視されるような存在.JR移行の際にすべて正式な駅に昇格したものの,最近は利用客が誰も居なくなって廃止されるケースも少なくなかったりする.
朱文別駅(留萌本線)
朱文別駅(留萌本線)

かつては別の路線が乗り入れる駅だったものの,廃線になったことで構内ががらんとしている駅もある.そんな駅をみながら当時の様子を思い描くのも楽しい.

鉄道ファンのなかには駅めぐりは列車を使わなければ邪道というひとも多いけれど,私はそうは思わない.
それぞれの駅が地域でどのような存在なのかを知るには1日に数本しかない列車で訪れるだけでは不便だし,なにより駅中心にしかその地域を知ることができない.まずは列車でよさそうな駅に目星をつけておき,そのあと車で周辺地域も含めて味わいに行くのがいいように思う.

そして,特にマニアというのは「全駅制覇」の類にこだわってしまいがちだけれど,私の場合はそういう目標を立ててしまうと息苦しくなってしまうので気ままにやることにしている.鉄道はかつての使命を終えてどんどん衰退していく運命だろうけど,今後もそれをあたたかいまなざしで見届けていければと思っている.
posted by Kammy+ at 00:49| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味談義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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