2006年07月30日

助手のお仕事 第16週・第17週

学会から帰ってきたので実験再開.学会前にギリギリで出した結果の再現性を確認中.うまくいかない.

気がついたら,最近さっぱり頭を使っていない.
ボスから与えられた作業を,大した工夫もできないまま,繰り返している.
それが終わるともうその実験について考えるのがいやになってしまって,積極的に論文を読んで知識を収集するという肝心の部分が欠落してしまっている.
さらには家に早く帰ってきても,現実逃避で遊んでばかり.遊ぶといってもネットくらいしかやることないんだけれど.

なんかこれじゃ,すさんでた院生生活後期に似た様相を呈しているではないか.
あの頃はまだ学生に囲まれて知的な刺激が豊富だったけれど,今じゃ知的好奇心まで色あせてしまっている感じだ.
あまりの激務に息つく暇もない同業者がいるなかで,なにやってるんだか,自分.

教育関連では,学生実習のレポート評価や,実習試験の○付け.
レポート採点するのって時間かかるなぁ.
今やってるペースだと1人に10-15分くらい.
この週末でまだ残ってるぶんを片付けてしまわないと….
あとは,チュートリアル実習(学生に討論させ,与えられたテーマについて自らで調査・学習すべき内容を見出させる)で学生の指導役(チューター)となるための学内講習会に参加.後期は担当がまわってくるかも.

あとこれはお仕事の範囲ではないけれど,前の研究室の後輩が学会デビューすると聞いてデビュー戦を聴きに日帰りで都会へ出てきた.
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2006年07月17日

九州をふらり

九州って北海道生まれ北海道育ちの私にとってはほとんど未知の地なので,今回は時間の許す限り鉄道に触れてきました.
それを少しだけ紹介したいと思います.

・博多駅
21時頃からホームを探索.見れる特急が数多くて得した気分.
 L特急「リレーつばめ」(新八代で九州新幹線に接続)
 L特急「有明」(鹿児島本線)
 L特急「かもめ」(長崎行)
 L特急「みどり」(佐世保行)
 L特急「ソニック」(日豊本線方面)
といった本数の多い特急のほかに,この時間だと
 特急「きらめき」(門司港行)
 特急「かいおう」(直方[のうがた]行)
といった朝夕にしか走らない特急にも出会えるのでラッキー.
さらには
 特急「ドリームにちりん」(宮崎空港行)
 寝台特急「なは」「あかつき」併結(京都行)
も見れるんだから見ていて飽きない.というか忙しいくらいだ.
「リレーつばめ」の黒い車体は北海道の車両には無い重厚なカッコ良さがあるし,そのほかの車両も濃い色使いや大きめのガラス窓を使ってたりで魅力的なのが多いと思う.

・博多駅新幹線ホームと博多南線
博多までの新幹線は山陽新幹線なのでJR西日本の管轄.
そして博多南線というのは新幹線の車両基地までの線路を利用した路線で,途中駅は無く,主に「こだま」号の車両を使った旅客輸送をしている変わった特徴を持っている.そのためマニアからは「290円(乗車券190円,特急券100円)で新幹線に乗れる」ことで有名.
で,それに乗ってみる.完全に通勤・通学のための路線で,空いている車内では女生徒が漫画を読んでいたり.博多南駅に着くも,あいにく夜で何もすることがなく,トンボがえり.
帰りに乗った車両は博多からは「こだま770号」になるとのこと.面白いのは行き先で,こだま770号の終着駅は新下関.新下関を終着とする新幹線はこのこだま770号ただ1本だけ.
新下関行こだま770号


・志賀島[しかのしま]と海の中道線
JR香椎[かしい]線の香椎-西戸崎[さいとざき]間は海の中道線という別名があるとおり,志賀島との間にできた陸繋砂洲「海の中道」を走る珍しい路線.
でも,同じ路線を行って帰ってくるだけではつまらないと思ったので,行きは博多埠頭から市営渡船で渡ることに.志賀島は「漢委奴国王」(かんのわのなのこくおう)の金印発掘で知られる島だけあって,渡船の名前は「きんいん」.30数分で志賀島に上陸.砂浜には涼を求めてたくさんの若者が海水浴に来ておりました.そんななか,まったくもって砂浜に似合わない恰好でカメラを構える私.
志賀島の夕景

そこからは運よく西鉄バスが西戸崎駅まで連絡してたので乗車.海の中道海浜公園は大きなコンサートなども行われる場所らしく,イベント時には多くの利用客があるようだ.時間の都合上,香椎まで乗って博多に引き返した.

・筑豊本線(原田[はるだ]線)
JR筑豊本線(若松-原田)は「本線」と名乗るJRの路線では66.1kmと一番営業距離が短いにもかかわらず,区間ごとに3つの愛称(若松線,福北ゆたか線,原田線)を持つ異色の路線だ.
そのなかでも福北ゆたか線は博多とも直通し本数もおおいけれども,原田線は下り7本,上り6本しか運転されない結構なローカル区間.
本数も多く編成も長い鹿児島本線の列車から隠れるように,駅舎の脇の短い0番ホームに佇むキハ40に萌え.
原田駅0番ホームにて
車内はガラガラだったが,下校と中途思われる小学生数人がはしゃぎまわっているせいで寂しい感じはしなかった.最初の筑前山家(ちくぜんやまえ)を過ぎると次の筑前内野までの10.2kmは峠越えとなる.線路は盛り土されて一段高くなったところにあるので見晴らしがいい.
筑前山家-筑前内野間
おなじ田園風景でも,北海道とは田圃の形がちがう.そんなことに感じ入りながら長いトンネルを抜けると,窓ガラスがくもって外が見えなくなってしまった.ひんやりしたトンネルを抜けてきて,外が蒸し暑くてくもったのだろう.この蒸し暑さは私にはつらい.キハ40であってもキチンとクーラーは装備されていて本当に良かった.北海道のキハ40は冷房未装備だものなあ….列車はかなりの山奥を越えて,徐々に下っていく.かつては桂川[けいせん]までのそれぞれの駅に行き違い用のホームがあったものの,今では原田-桂川間は上下列車の交換はできないようだ.もっとも,ダイヤがそれを必要としないのだろう.原田線の終点,桂川まで乗って,引き返す.

・甘木鉄道甘木[あまぎ]線
昭和61年に国鉄甘木線から第三セクターとして発足.主に福岡県南部を走る13.7kmの路線.JR鹿児島本線との連絡している起点の基山[きやま]駅は佐賀県にある.赤字線だったものの,経営努力により黒字路線化した全国でも珍しい第三セクター路線とのこと.まあ,西鉄にもJRにも接続して福岡や久留米に近いという好条件にも恵まれていたのだろうけど….列車は「レールバス」を名乗っているけれど,整理券によるワンマン運転スタイルは今となっては地方のワンマン気動車となんら変わらない方式だよなあ.
これに乗るために,行きは西鉄甘木線に乗車.ラッシュ時にあたってしまいほとんど立ちっぱなし.終着の西鉄甘木駅から100mほどのところに甘木鉄道甘木駅があった.
で,そこにたどり着くまで知らなかったんだけれど,甘木鉄道はつい10日ほど前の大雨で川にかかる橋梁が危険な状態になったらしく,一部区間不通でバス代行輸送を行っているとのこと.そのため列車は減便され臨時ダイヤで走っているとのこと.そういうことであればもっと明るい時間に来れればよかったとちょっと残念に思う.途中の松崎駅で降ろされ,駅前に待機している小型のバスに乗り込む.バスは国道500号線を走り,隣の大板井まで数分で到達.そこで降りて高架になっているホームに上がると,基山からの列車が乗客を降ろしているところだった.今乗ってきたバスは,今度はこの乗客をのせて松崎へ戻るのだろう.慌しくしてたのと暗いせいで写真がとれなかったけれど,二度とない経験をしたように思う.

・地下鉄七隈線
2005年に開通したばかりの福岡市交通局の七隈線(3号線)もちょっと様子をみることに成功.
一目みて感じたのはとにかく車両が小さい!これは不満とか文句じゃなくて「かわいらしい!」って感じ.車で言ったら,軽自動車みたいな感じ.車内はロングシートに向かい合わせになると距離の近さにとまどうかもしれないけれど,運転台がドアやガラスで仕切られていない設計には好感がもてる.
七隈線の車両

こうやって書き出すと短い時間を利用して結構がんばったなあ….
posted by Kammy+ at 14:30| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 趣味談義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

助手のお仕事 第13−15週

3週分を一気に.

前半はひたすら学生実習.一日立ちっぱなしなので適度に疲れるし,学生を仕切るので多少の緊張感もあり,健康的に過ごす.
中盤は学会発表のための最終のデータとり.そしてポスターづくり.
結局3ヶ月でできたことなんてすずめの涙ほどしかなく,ほとんどのスライドは前任者のおさがり.やっぱり自分で出したデータじゃないと胸を張って発表できないなあとしみじみ感じる.その合間を縫って学生実習の実習試験問題の作成.これは引き継いだものがないから,完全オリジナル.こういう仕事はキライじゃない.むしろ好き.でもとくに細かいことを指示されることが無く,どんなものが望ましいかも読み取れなかったので,果たしてこれでよかったのやら.
そんな間にもジエチルエーテルを使ってる部屋の環境測定があったり.これは独立行政法人化されてからうるさくなったんだよなあ.

そして学会.最初の2日間は英語のシンポジウムオンリーだったのでほとんど理解できず,英語が聞き取れない自分に辟易.スライドに書いてあることはわかるけど,なにしゃべってるかわからない.質疑のときなんてさらに.
ポスター発表は日本語でやりとりできるし,自由に質問できるので好き.

学会のついでによその研究室見学も.
そこのボスはテレビ出演などもこなすカリスマなんだけれど,スタッフから学生にいたるまでこぞって名刺交換しにきたのは驚いた.ボスのいいつけなのだろうけど,僕に渡しても一枚無駄になるだけなのになあ,と思ったり.結局学会期間中に,名刺入れに入れてった10数枚の名刺がスッカラカンになったなあ.また増刷しとかなきゃ.

学会を終えて,初めてボスとサシで飲み.
ボスが私に期待することや,今まで話していなかった私が将来的にしたいことなどの話ができて,スッキリすることができた.ホントは少しでも観光とかテツ分補給がしたかったんだけど,我慢しただけの価値はあったと思う.
posted by Kammy+ at 11:44| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Kammy+の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月02日

思いがけないこと 立て続け

今日はホントは休日出勤してお仕事減らそうかとも思ったんだけど…
北海道らしいさわやかな晴天,最高気温28℃という絶好の行楽日和という誘惑に負けてまたもや旅に出てしまいました.しかも前日からそうなることを予感していつもより早起きしたりして….

今日の鉄道旅は思いがけないことが立て続けに起こったのでまだ興奮ぎみ.

富良野から乗っていた落合行き普通列車2431Dが下金山-金山間で警笛を鳴らしながら急に減速.
前回この路線を乗りにきたときにも同じようなことがあって,そのときは鹿が線路上に入り込んでたため急停車し,鹿がよけるまで警笛鳴らし続けてたんだけど,今回は警笛鳴らしてから非常ブレーキもかけたみたい.車両の後部に座ってたんで見えなかったけれど,減速してる過程でかすかになにかにぶつかったような感触を感じる.列車が猛烈な勢いで止まる.急なブレーキでかすかに焦げ臭さも感じる.乗客も不安なムード.まもなくして運転士が,鹿に衝突したと車内放送し,事故処理のため出て行った(このあたりのローカル線普通列車は当然ワンマン運転).
列車の後部から見ると,線路内に横たわる鹿の姿が….運転士は鹿を線路外へ移動させ,車体に異常ないかを確認.手際は非常によく,10分後には運転再開.これはただただびっくり.でもこのときこれが今日の立て続けに起こるイレギュラー事象の幕開けになるとは思いもしなかったわけで….

で,私は予定通りその次の金山駅で下車し,その佇まいに静かに感動していたのだけれど,予定では1時間26分(実際は10分遅れたので1時間16分)後の列車を待つことになっていた.この時間を利用して隣の駅まで移動できないかと道内版時刻表のバスページを調べたり道路地図で徒歩を考えたりするも,このあたりは駅間が地味に長いためにこの時間じゃ隣駅までたどり着くこともできないはずだった.
しかし,駅前にぽつんと置かれたバス停は私の想定外のものだった.
「南富良野町営バス」
私の携帯する道内版時刻表には「占冠村営バス」の路線は記されていた.しかしこの南富良野の町内のみを走る町営バスの存在については時刻表には記されていなかったのだ.
しかもそのたった5往復しかしていないバスが,ちょうどいい時間にやってくるではないか.これで今回はあきらめた下金山駅も訪れることができる….
バスがやってきた.マイクロバスだが新しい.客は誰も乗っていない.かなりお年を召されたと思われる運転手が窓を開けて「どこへいくの?」と聞いてくる.「しもかなやままで行きたいんですが,行きますかー?」と答えるとドアをあけてくれた.きっとこんな客は想定外なんだろう.「料金は先払い? 下金山までいくらでしょう?」なにせ料金案内板はついていない.運転手いわく「100円」.「100円?わかりましたっ.」と100円を投入し一番前の座席に座る.自動放送はなく,ラジオがかかっていた.15分で到着.町営バスに乗る非地元民は怪しげな目で見られるのは明らかなので精一杯さわやかにお礼をしてバスを降りる.これで予定よりひとつ多く駅をまわることができた.

そうして富良野まで戻ってきたら,見覚えのある赤縁メガネの女性が….ああ,中学時代からの友人で現在は指輪製作やイラストレーターとして活躍中のチュウゲンではないか.(彼女のHP…チュウゲン製作所
なんと偶然にも週末に富良野で行われたクリエイターのイベントに参加し,その帰りだとか.お互い乗る列車が違ったので見送るだけだったけど,鉄道旅行中に知り合いにあうのは珍しいことなのでびっくり.

その後,家に戻ってきたらかつての研究室の後輩がOB会を開催しているなか私に電話してきてくれて.テンションあがりました.電話してきてくれてありがとう.

なんか普段血行のよくないところにまで血がめぐったみたいな感じでとてもいい気分です.今週は体力的にも精神的にもハードな週になる見込みなので,これを糧にがんばります.
posted by Kammy+ at 23:08| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | Kammy+の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

駅めぐりの魅力

私の鉄道の楽しみ方のひとつに駅めぐりがある.

交通網が発達している都会の駅にも田舎の駅にも,それぞれのドラマが感じられるのが,駅めぐりの魅力かもしれない.

まわりに人家がほとんどないようなところなのに,立派なホームを持っている.だけど普通列車しか走っていなくてその列車も1両かせいぜい2両編成.
そんな駅というのはかつては峠越えのために蒸気機関車が停車した駅だったりする.
塩狩駅(宗谷本線)
塩狩駅(宗谷本線)

駅前や駅裏に年季の入ったレンガ造りの農協の倉庫があれば,かつてはこの駅から米や農作物が輸送されていたことがしのばれる.そんな駅には今は使用されずに草が生い茂って眠っているホームの跡があったりする.古い駅舎のままだったりすると,切符の窓口のほかにチッキと呼ばれていた鉄道小荷物(昔はドアtoドアの宅配便はなかった)の引き受け・引渡しの窓口が残っていたりもする….
下徳富駅(学園都市線[札沼線])
下徳富(しもとっぷ)駅(学園都市線[札沼線])

仮乗降所として簡素で短いホームをつけただけの駅は,かつては正式な駅とはみなされなかったために全国版の時刻表には掲載されていなかったし,隣駅の表示板からも無視されるような存在.JR移行の際にすべて正式な駅に昇格したものの,最近は利用客が誰も居なくなって廃止されるケースも少なくなかったりする.
朱文別駅(留萌本線)
朱文別駅(留萌本線)

かつては別の路線が乗り入れる駅だったものの,廃線になったことで構内ががらんとしている駅もある.そんな駅をみながら当時の様子を思い描くのも楽しい.

鉄道ファンのなかには駅めぐりは列車を使わなければ邪道というひとも多いけれど,私はそうは思わない.
それぞれの駅が地域でどのような存在なのかを知るには1日に数本しかない列車で訪れるだけでは不便だし,なにより駅中心にしかその地域を知ることができない.まずは列車でよさそうな駅に目星をつけておき,そのあと車で周辺地域も含めて味わいに行くのがいいように思う.

そして,特にマニアというのは「全駅制覇」の類にこだわってしまいがちだけれど,私の場合はそういう目標を立ててしまうと息苦しくなってしまうので気ままにやることにしている.鉄道はかつての使命を終えてどんどん衰退していく運命だろうけど,今後もそれをあたたかいまなざしで見届けていければと思っている.
posted by Kammy+ at 00:49| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味談義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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